« 黒蜥蜴2008 | トップページ | 49日後・・・ »

わが魂は輝く水なり

Simg_0109_2 凛々しいでしょ

5月5日 14時
シアターコクーン 1階C列17番






初日明けの2日目。
源平合戦の斎藤実盛と木曽義仲の戦いと、木曽側で亡くなった息子五郎の死の真相を絡めて描いたものでした。

舞台美術は『お気に召すまま』と『十二夜』を合わせた感じでした。
特に枝垂れ桜の場面が美しかったです。

萬斎さん演じる平家方の老兵実盛は60歳という当時では大高齢。
こんな老け役は初めてとのことですが、十分貫禄をみせてくれました。菊之助君は幽霊になって父親を見守る息子五郎。
幽霊の役だからか、衣装が女形のようで、美しくてはかない感じは○。
この二人のやり取りはほんわかコミカルで、戦国のハードな内容にふっと息抜きをさせてくれました。

秋山菜津子さんの巴御前の存在感は圧巻でした。『朧の森に棲む鬼』のツナ様が再び現れました。『タンゴ冬の終わりに』で賞を受賞されたけれど、この人は凛とした役のほうが私は好きです。

カリギュラにも出ていた長谷川博己さんの今回のキャラ、好きです~。
戦国の世にありながら、常に男まさり婆やが付き添い、お坊ちゃま風。(^^)

津嘉山正種さんは、萬斎さんとじいさんコンビの印象しかなくててちょっともったいなかったなあ。

この作品が描かれた当時、学生運が盛んでそれらを投影されたものらしいです。私は学生運動をまったく知らない世代なのですが、そこらあたりって木曽軍がみんな狂気に走り、次々と仲間同士殺し合い、やみくもに焼き払うってところとかが、浅間山荘事件とか内ゲバとかいった内紛がベースになっているでしょうか。

幕があいて2日目だったせいか、膨大なセリフを聞いていると1幕も2幕もすこし睡魔に襲われました。楽近くになったらテンポ良く感じられるかもしれませんね。

|

« 黒蜥蜴2008 | トップページ | 49日後・・・ »

コメント

こちらでははじめまして。ハラハゲルでございます。16日(金)に観て参りました。菊が心配でしたが、気配を消してすっと現れるという芝居が多く、うまくやっているなと思いました。人でないもの(笑)が似合うんです。萬斎さんはじい様でも素敵でした。終幕のシーンの後、平家物語では実盛は首を斬られます。平家側に戻ってきた後、首実検で首を洗うんです。染めた髪が白く戻り皆が感涙する、と。それが連想出来たので、萬斎さんは相変わらずうまいなと思いましたよ。ただこっそりあのシーン、白塗りで「○○じゃ、がはは。」とかいう姿がデーモン閣下?と不覚にもよぎってしまったことは内緒です(汗)。菜津子さんの巴、ツナ様でしたね。義仲として後ろ向きで立つシーン、振り向いた時ぞくぞくしました。巴=連合赤軍の永田洋子という人を知らなかったのですが母から聞いてちょっと勉強します。主役はこの人だと思いました。

投稿: ハラハゲル | 2008年5月17日 (土) 11時33分

ハラハゲルさま。ご訪問ありがとうございます。
いつ見てもインパクトのあるハンドルネーム、大好きです。

萬斎さんは、じいさんでもステキですね。heart01
ラストシーン、なぜに白塗り?と思いつつ見てましたが、『デーモン小暮閣下』に大ウケしました。さすがです。

なるほど、連合赤軍ですか。確か重信房子という女性幹部も居ましたね。
私はつかこうへいの「飛龍伝」を少し思い出しました。

投稿: なまけ猫 | 2008年5月17日 (土) 20時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/509670/41216077

この記事へのトラックバック一覧です: わが魂は輝く水なり:

« 黒蜥蜴2008 | トップページ | 49日後・・・ »