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10周年 万作・萬斎狂言

Img_0327 りゅーとぴあ開館10周年

能楽堂

 6月5日(木)
 三番嫂(女へんはありません)さんばそう
 小傘 こがらかさ

 6月6日(金)
 鍋八撥 なべやっぱち
 小傘 こがらかさ




怒涛の3日連続りゅーとぴあ通い、第一日目。
県民会館で『熊川哲也Kカンパニーの白鳥の湖』かあるのは知っていました。
仕事を定時に終了でき、開演に10分くらい余裕をもって到着できるから~、なんとか駐車場あるだろ~なんて、甘かった。

りゅーとぴあコンサートホールが『茂木大輔のだめコンサート』だったのをすっかり忘れていた。

りゅーとぴあコンサートホール1884席、能楽堂382席、新潟県民会館1730席。どの公演も完売状態に、そんな時間に駐車場が空いているはずもなく。
急いで家に車を置きタクシーに乗り換えました。

なんとか15分の遅刻で到着。最初っから家に戻ればよかった。。。

『三番そう(さんばそう)』
儀式の舞で、とても神聖な意味合いをもつそうです。お祝いとか杮落としとか、舞台の一番最初を使う舞だそうです。
曲は笛や複数の鼓で奏され、『いよ~っ』とか『はっ』とかどこか聞き覚えのある能の曲。舞手、三番そう、萬斎さんは躍動的で足拍子や鈴を鳴らして盛り上がります。
狂言といってもこのような舞が見れるのはりゅーとぴあではめずらしいことで、開館10周年を記念しての演目でした。
女性支配人もこの日はお着物を着ておられました。

『小傘(こがらかさ)』
田舎者が村にお堂を建てたけど、僧侶が居ません。僧を探していると僧侶と修行僧に出会い、スカウトします。実はこの二人、博打でスッカラカンになった二人組。お堂の仏具やらお供えを盗もうと企てます。
この主人公の僧は5日は万作先生。6日は萬斎さん。
同じ演目を主人公のダブルキャストで演るのもめずらしいです。
万作さんの僧は味と深みがあり、萬斎さんは若さと楽しさのある僧でした。
お寺の檀家の尼は石田幸雄さんでした。完全にお面をつけているのですが、その動きがとてもチャーミング。お尻をぷりぷりさせるしぐさがとってもキュートでした。

『鍋八撥(なべやっぱち)』

これは2日目のみの演目。昨日ほど駐車場は混んでなかったけどやっぱり県民会館のケミストリーと重なり、遠くに停めることとなりました。開演は午後6時30分。もともと最初の解説30分はあきらめてたけど演目には間に合いたかったなあ。

新しい市場を立てるのに、一番乗りした業者を免税とする大判振舞いのおふれがでました。夜明け前に一番乗りしたのは鼓売りが、一眠り。
次に到着した浅鍋売りが、鼓売りが寝てるのをいいことに一番のフリをします。目を覚ました鼓売りとケンカになり、お役人が仲裁にはいります。その勝負のつけ方が、鼓売りが浅鍋売りに自分と同じ振りができるかというめちゃくちゃなもので、鼓を打てば、鍋を打てるか。てなそれぞれの道具の用途をまったく無視したもの。鼓売りは鼓を打ちながらばく転を披露します。浅鍋売りはばく転はできないものの、ごろんごろんと転がることで対抗しますが、おなかにくくりつけた鍋はさあどうなる。

当時は鍋は素焼きなんですね。ごろんごろんと転がると、・・・本当に素焼きのものを使っているのでぱりんと割れて・・・

あ・・・と会場の空気が凍りつきました。
能楽堂の床、傷つかないの!?とそっちに気がいってしまいました。

鍋売りは万作さん。鼓売りは若手深田博治さん。
この演目は鼓売りは運動神経のよい若手でないとできないのかな(^^)
万作さんの鍋が割れたときの表情は、なんともいえないものでした。
やっぱりさすがです。

この後の演目小傘の時も床の鍋の割れた跡が気になってしょうがありませんでした。

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