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光源氏 さかさまに行かぬ年月よ

Img_0607 光源氏 さかさまに行かぬ年月よ
 ~美しき男たちの『源氏音かたり』~

2008年9月13日(土)16時
オーチャードホール 1列20番台

東儀秀樹 (雅楽)
古澤 巌 (ヴァイオリン)
ジョン・健・ヌッツォ (テノール)
橋爪 淳 (語り)
小川珊鶴(花道)


今年は源氏物語千年紀、源氏物語が書かれてから1000年にあたるらしいとのことであちこちで源氏物語にちなんだイベントが催されてるようです。

この『さかさまに行かぬ年月よ』は何年も前からの公演ですが
やはり今年は千年紀ということでのイベントなのでしょう。
この顔ぶれはやっぱりゴージャス!

源氏物語そのものを語るのではなく、黒いシャツにパンツの姿の橋爪さんが、光源氏の心情を静かに語って物語りは進行してゆきます。
なので源氏物語をまったく知らないより、知っていたほうがより楽しめる舞台です。橋爪さんのスラリとした立ち姿、足を組んで座っている姿もこれもまた光源氏のイメージを膨らませてくれます。

もちろん光源氏そのもののイメージは東儀さんです。
雅楽の楽器の演奏、東儀さんのオリジナル曲『ひこぼしの涙』での舞。
普段のコンサートでの古典の舞では見ることのできない、情感たっぷりの切ない表情をみせてくれます。
最後紫の上が亡くなった後、光る君が笙を頬に寄せる姿がたまりません。heart02

古澤さんのヴァイオリンの音色は、とがったところがなくて優しくて好きなんです。

ピアノの塩谷哲さん、ジョン・健・ヌッツオさんは今回お初でした。

塩谷さん、心地よい音色でした。

ジョン・健・ヌッツオさんは越天楽を歌い上たのにはびっくり、黒田節でない歌詞を聞き取ろうと思ったのですが、声に聞きほれてそちらに集中してしまいました。

花道、華道ではないのですね。小川さん。
それぞれの女性をイメージした活け花、紫の上は桜、藤壺はもちろん藤と松、朧月夜は真紅のいくつものカーネーションボールと枝垂れ紅梅?
そして最後蓮の花車が昇天してゆきました。
私のお気に入りはチラシ(大阪公演用ですが)の右上にもある、朧月夜のカーネーションボールでした。
お花で舞台の雰囲気がどんどん変わるのがいいです。
すべて大枝を日本舞踊を思わせる所作で活けるのですが、桜の時にバキッという大きな音がしましたが、何事もなかったかのように活けられてました。さすがプロ。

美しき男たちの源氏語り、堪能いたしました。

それにしても客席は『源氏物語』だからでしょう。
いつもの東儀さんのコンサートよりも年齢層の高いこと高いことでしたわ。

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コメント

こんにちは、末摘花です。
絵巻物の光る君は・・・・ラサール・石井さんにみえますけど・・・きっと「光源氏」には「当代のハンサムさん」を代入して1000年間やってきたのでしょうね。
娘が「朝の読書の時間に読む本」に「源氏物語」を選んだので「母のお奨めはこれだ」と「与謝野源氏」を紹介しました。「わからないところは『あさきゆめみし』を貸してあげよう」と。「試験に出るあさきゆめみし」っていう解説本もあるし。1月からアニメも始まるし。でも生のハンサムさんが光る君を演じたら・・・くらくらしそうですね。幽玄なムードが伝わるよう・・・。
やはり私は・・近江の君か。

投稿: 酔いどれ天使 | 2008年9月25日 (木) 14時12分

末摘花様
花散里でございます(あさきゆめみしを思い出してくださいませ、体型がそのようかと・・・)
お嬢様の「朝の読書の時間に読む本」はいっそ「あさきゆめみし」がいかがでしょう。すんなり頭に入ること間違いなしでございます。

その昔確かジュリーこと沢田研二さんがお正月ドラマ源氏物語で光る君をなさったかと。
高校時代共通一次のお留守番で居残った女生徒達がストーブにあたりながら、ジュリーのドラマの話題で盛り上がっていました。一緒に居た担任が「君達のうち何人相手にできるかなあ」と今ならセクハラでクビ間違いなし!な言葉を発したのを覚えています。

投稿: なまけ猫 | 2008年9月25日 (木) 23時17分

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