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ミス・サイゴン 5回目~想像が広がる~

カテコでやっとキャッチできた花束はピンクのラッピング。
茶色はふと見たら通路に落ちてました。ラッキーnotes

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ミス・サイゴン 9月13日(土)12時 1階D列40番台後半

エンジニア 筧  利夫
キム     笹本 玲奈
クリス    井上 芳雄
ジョン    岡   幸二郎
エレン    RiRiKA
トゥイ    泉見 洋平

今回のお初はキムの笹本玲奈さん、エレンのRiRiKAさん。
RiRiKAさんはけっこう他のエレンよりクリスに年齢が近いのか、井上君が大人になったのかあまり姉さん女房って感じはしませんでした。


筧さんの大好きな理由のひとつに、どんなに早口なセリフでも、歌でも言葉がしっかり聞き取れることなんです。

前回はオケにかき消されしまい。今回初めて聞き取れたセリフ、他のエンジニアも言ってるかはいままで気がつきませんでしたが
オープニングにキムと出合った時「おやぁ、こんなところにひとりぼっちの娘さんがぁ・・・」この一言で私の中で一気にキムがエンジニアの店に来たいきさつが繋がって、なんだかスッキリした気がしました。

そして笹本キム、初めて愛を売りに店に出たとまどいと、不安と儚さ、玲奈さんやっぱりよかったです。

泉見トゥイはやっぱりいい!です。人民委員長に出世してもキムに拒絶された時の悲しそうな目を見たら、私の想像力は一気にup
同時にキム、クリス、トゥイ3人の関係が自分の中ですごく理解できたのです。

以下は私の妄想想像です。

トゥイは13歳で親同士がいいなずけと決める前から、きっと子供の頃からずっとイトコのキムが大好きだったんでしょう。ひょっとしたらベトコンになったのも、キムのため。自分が兵士になって戦争を早く終わらせて幸せにキムと暮らそう、そんな思いからだったのでは。

一方キムはトゥイのそんな気持ちは知らずただのイトコとしてしか見てなかった。ベトコン(北ベトナム軍)はアメリカ軍だけでなく同じベトナム人である南ベトナム軍と戦ったりベトナムの一般の住民を虐殺したりもしたので、キムの中ではトゥイに対する嫌悪感が生まれていた。ひょっとしてキムの親を殺したのもトゥイではないしろベトコンの仕業ではなかったのか。

恐怖と不安の中で出合ったクリス。自分を娼婦として扱わず思いやりをもって接してくれて、そしてプロポーズ。自分を夢の国アメリカへつれていってくれると言うクリス。

クリスは一度帰国したけど、すでにアメリカには自分の居場所はなかった。そんな時に出合った、ベトナムの可憐で儚げな蓮の花一輪。アメリカ人としてキムを救おうとすることで、自分の生きがいと存在する意味を見出せた。

クリスとキムはお互いに強く必要とする存在となった。
一緒に過ごしたのはサイゴン陥落までのわずか数日。
でもキムにとっては、その後のつらく苦しい時代を生きるかけがえのない支えとなった。
そしてクリスとの愛の証、タム。

トゥイは、変わらずキムを愛し続けていた。
人民委員長となって地位も権力も手にした。ゴミ溜めのような場所から、キムを救い出せるのは自分しかいない。娼婦だった恥も自分なら消せる。きっとキムは感謝して自分を愛してくれるはずだ。
そう思ってやって来た。
なのにまさか拒絶されるとは・・・しかもアメリカとの子供まで。

以上想像終わり。

この後のトゥイの絶望と嫉妬と憎しみに豹変した泉見さんも素晴らしいです。こんなに想像が広がってしまった舞台ってなかなかめぐり合いません。それとも回数を見たからかな。

この日はキムが倒れたトゥイを横にしてました。トゥイは部下が駆けつけるまで目を開いたままなので、乾くから瞬きさせてあげるためにこーゆー動作をいれるのかなと思いましたが、友人によるとピストルがみつからずめくって探していたのだそうです。結局みつからずタムだけ抱いてはけてゆきました。肝心のピストルはトゥイの足元のほうにあったんだそうです。

井上クリスも日々進化していて、2幕ラストキムを抱き起こしながら「(死んじゃ)ダメだ!」と叫ぶセリフは今までなかたような。この一言に泣いてしまいました。

これだから、舞台は生もの。映画と違い一度として同じ舞台はありません。だから劇場通いやめられないのよね。

カーテンコールで、キャストからのお花をキャッチできました。やったー!♪

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