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宝塚星組 スカーレット・ピンパーネル 

Img_0637 9月21日(日) 11時

東京宝塚劇場 1階11列40番台前半











my小池修一郎祭り 第2弾

小池演出、やっぱりいい!!
観劇仲間のOさんも言ってましたが、かつての『MA』、小池演出で見たかったと芯から思いました。

5月の東宝ミュージカル『ルドルフ』の作曲者でもあるフランク・ワイルドボーン氏の曲は、広がりがあって壮大で、心地良い曲ばかりでした。メインタイトルで、何度も繰り返し使われる「ひとかけらの勇気」ほんとうにいい曲です。

原作は「紅はこべ」という名で知られるもの?
時はフランス革命、ルイ16世と王妃マリー・アントワネットが断頭台の露と消えた後のパリ。人々は革命と言う名のもとロベスピエールの恐怖政治に、民衆はすべての貴族を死刑台に送ろうと狂気の方向へ向かっている。
イギリス貴族パーシーは変装し、無実の罪で命を奪われゆく貴族を救い国外へ逃がす活動をとっていた。彼は民衆たちから謎の「紅はこべ」と呼ばれていた。
コメディ・フランセーズの女優マルグリットは、パーシーが紅はこべであることは知らない。結婚すべく最後の舞台に立った夜、そこで革命政府を批判する発言をする。
その場に居た革命政府のショーヴランは劇場を閉鎖を命じる。
ショーブランはマルグリットに閉鎖解除してほしければ、反革命派の貴族の居場所を教えろと脅迫する。かつてマルグリットとショーヴランは革命の同志であったが、マルグリットはあまりの革命政府のひどいやり方に反感を覚え、意を唱えている。
貴族に危害を加えないことを条件に侯爵の隠れ家を教えるが、結局は捕らえられ侯爵は処刑される。
イギリスへ戻ったパーシーとマルグリットは侯爵の死を知らされる。パーシーはマルグリットがショーヴランとつながっているのではないかと、疑念を抱きながらも、紅はこべとしての活動を続けるフランスとイギリスを往復する。一方マルグリットはしょっちゅう姿を消す夫に不信感を抱く。
そして紅はこべたちは、総力をあげてフランス皇太子ルイ・シャルルを救出する。

お互い真実を言えないパーシーとマルグリットの心のすれ違いと、紅はこべとして貴族を救うパーシーの活躍が絡み合い、そこにワイルドボーン氏の素晴らしい音楽と星組さんたちの歌唱力がタッグを組み、最後は水戸黄門のような爽快感があり、これはエリザベートに匹敵する作品となったと思います。

紅はこべ、イギリス貴族パーシー:安蘭けいさん、今回はパーシーと革命政府に潜入するためにヘンな老人に変装するのですが、
パーシーの時は余裕たっぷりの大人の貴族。革命政府にもぐりこんだ老人の時はちょこまかした変な動きだけど妙に的を射たアドバイスをする外国の老人グラパン、これがそれぞれにハマってました。そして歌唱力安心して聞き惚れてることができました。
で、この役、大人の余裕と、変装した時のコミカルさの2つが絶対条件で要求されるなあ、なんだか山口祐一郎さんで見てみたいと思ってしまったのでした。


パーシーがイギリスまでやってきたおしゃれなフランス人のイメージに程遠いショーヴランに、自分の服を貸そうと申し出るシーン。「僕の服を貸そう。オレンジ色のこぉ~んなヒラヒラがあってね。おなかがぽっこりとして(腕でおなか周りをひらひらさせて)ポニョ!
このポニョネタ、後々もずっと引きずってました。(^o^;)

その後ショーブランがマルグリットに「あんな奴のどこがいいんだ」と問うシーンで
マルグリットが「・・・・予測のつかないとこ」と答える時の間の取り方が絶妙でした!
このセリフはアドリブではないのですが、アドリブっぽくて会場が沸きました。

マルグリット役の遠野あすかさん。彼女は私には娘役というよりも大人の女性って印象で、好きです。今回は女革命家。私が以前拝見したのは『エル・アルコン』でこれも女海賊の首領だったのですっかり男勝りの女性のイメージになってしまいました。
そのイメージを決定づけたのが、終盤のシーンで兵隊に縄で縛られて海岸につれてこられる時、革命政府側のグラパン老人にふん装した夫のパーシーに、ドレス姿ながらも蹴りをいれてあばれ、これには安蘭さん驚いた様子で、「し、しっかり抑えとけ!!」とのセリフに、会場もザワザワ。遠野さんのアドリブだったみたいですね~。(笑)

マルグリットの弟アルマン:和 涼華とアルマンの恋人マリーの夢咲ねねさんのカップル、美しいです!このお二人が一緒に舞台に居ると、ホントにステキでした。

他に小池演出で目を奪われたのが、1幕1場、のっけから死体を乗せた(これは逃がすための貴族なのですが)汚い荷車と、薄汚いパーシー扮する老人が宝塚の銀橋を渡ってゆくところでした。銀橋といえばトップスターをはじめ華々しい宝塚のスターさんたちそれなりの立場に上った人達しか通れない橋の象徴なんですよね?

紅はこべであるパーシーに協力をすることを決意したイギリス貴族たちが、ゆる~く踊るのが、宝塚名物ラインダンス風。この方たちはすでに踊ることない上級生になってしまいましたが、こんなとこでゆる~いラインダンスが見られたのもツボでした。

2つ顔を使い分けるパーシーの安蘭けいさん、元気のいい遠野あすかさん、そして星組のみなさん、この作品にかけた情熱とがんばり、確かに華ひらいてました!

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コメント

早速 ご訪問しちゃいました!
「スカピン」も見ました、と書いてあったので、
いつ記事UPするのかなと思ったら今UPされたので。

パーシー役は東宝だと山祐氏が適役ですか。

ワタシは飽きるほど、スカピンの実況CD聞きまくってますhappy01

この公演星組子たちもがんばってましたよね。
オープニングからゾクってきましたからnote

ゆる~いラインダンス あっ党員の衣装後のね。


残念ながら、安蘭さんは退団発表されましたが、
好きなトップさんなんで、最後まで応援したいです!

投稿: るーきー | 2008年10月18日 (土) 06時38分

こんにちは~
CHICAGO 良かったですよ!

投稿: はるすみ | 2008年10月22日 (水) 09時18分

>ルーキー様

早速のご訪問ありがとうございました。

安蘭さん、退団ですか。今回のスカピンでめちゃめちゃ注目してしまったので、もっと観たいと思っていたのに残念です。
DVDは絶対買います~。

またどうぞ遊びにいらしてくださいね。


>はるすみ様

CHICAGO評判いいですね。
見に行きたかったなあ。
どうしても時間が取れなくて残念でした。(;;)

投稿: なまけ猫 | 2008年10月22日 (水) 09時54分

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