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坂東彌十郎さんの隈取

Simg_1380 2008年 歌舞伎座八月納涼大歌舞伎 

女暫 おんなしばらく

蒲冠者範頼 かばのかじゃよりのり

坂東彌十郎







坂東彌十郎さんの隈取をひょんなことからいただくご縁がありました。

最初にお会いした時、歌舞伎はあまりわからない私は大変失礼なことに、目の前の紺のブレザーを着て柔和に微笑んでいる方を『歌舞伎役者さんぽいな~』と思っていたのでした。 (^-^;)

だってまさにそうだったんだもん(爆)bomb失礼ですよね私っっ!

後になって去年の夏に見た夏祭浪花鑑でとても印象に残っていた釣舟三婦役を演じられた方だったとはっ!

あの釣舟三婦が彌十郎さんだったなんて!

もうびっくりしてうれしくてドキドキワクワクでしたheart02

さて、隈取を受け取ったはいいけど、この後はどうしたものか。
羽二重の隈取はほっておけばどんどん劣化していきます。

わけもわからぬまま『隈取』で検索をかけてみたところヒットしたのが、江戸文化である隈取の表装は『江戸表具師』と呼ばれる職人さんにお願いするのがいいとたどり着きました。

何件かの江戸表具師さんに電話やメールでお問い合わせしてみました。

その中で唯一、「どなたの隈取ですか?」とおっしゃった表具師さんがおられ、その一言でこの人にお願いしよう!と決めたのでした。

その江戸表具師さんは前川八十治さん。歌舞伎の隈取の表装は前川さんの代名詞とも言われているものでした。お伺いして驚いたことに前川さんのお宅はとても懐かしい通り沿いにありました。
大学入学前の浪人時代、深川の寮から両国の予備校へと清澄通り。毎日前川さんのお宅の前を通っていたのでした。そんなご縁もうれしかったです。

隈取は私の家では掛け軸をかけるようなお部屋はないので額装でお願いしました。

で、昨日出来上がった額装の隈取が届きました。

羽二重1枚だった時と全然違う迫力に、鳥肌が立ちました。

めちゃくちゃ カッコいいshinesign03

彌十郎さんの演じた力と、日本をひっくりかえそうという悪の親玉蒲冠者範頼のパワーと、江戸表具師の職人の技、すべてが相乗し合いこんな素晴らしい作品に仕上げていただきました。

ステキな数々のご縁にとても感謝です。

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コメント

おおおおお!
最初に写真だけを拝見してひれ伏しましたぞよ。だって羽二重だけの写真も拝見していたから・・・・
とうとうできたんだ~!しかしすごいデザインになっているじゃあないか!じょ~しきまくがバックになっている!!おおおおおおお!!
そうでしたか、たどり着いた先が隈取り表装の第一人者だったなんてのもすごい縁ですね。
この壮大なドラマのすみっこに立ち会えたことはわたしの誇りであります!

投稿: 酔いどれ天使 | 2009年3月11日 (水) 00時02分

酔いどれ天使さま

そうなんですよ~。あの時の隈取なんです。
定式幕のバックステキですよね~。
前川さんにお願いしてホントよかったです。

隈取の他に貴重な体験もさせていただけて、30年以上にわたる細く長い縁が、このような思いもかけない形になるとは。
やっぱりパックは宝物です。(謎)

投稿: なまけ猫 | 2009年3月11日 (水) 11時43分

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