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歌舞伎座さよなら公演 七月大歌舞伎 昼の部

七月大歌舞伎 昼の部 

『五重塔』   中村勘太郎・中村獅童

『海神別荘』 坂東玉三郎・市川海老蔵

2009年7月5日(日) 14列12番

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この日は歌舞伎座カウントダウン、あと300日でした。

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7月の歌舞伎座の出し物は明治の幸田露伴と泉鏡花の作品なのでイヤホンガイドの解説は控えめでした。いらないかな?とも思ったけどストーリー展開をけっこう原作からはしょってたりしてるところもあったので、やっぱり借りてよかったです。

幸田露伴原作『五重塔』

地味~な作品ですが、若手がんばれ~という印象でした。
平たく言ってしまえば、腕はいいが人当たり悪くはっきり言えばオタクの大工(勘太郎)が人望もある兄弟子(獅童)を向こうにまわし、五重塔を作るだけのお話なんですが(^^;)。ね、地味でしょ。

昼の部のお目当ては泉鏡花原作『海神別荘』でした。

乙姫様の弟にあたる王子(海老蔵)は地上の美女を見初めます。
海底に輿入れさせるために美女の父親に海の幸、金銀財宝を結納(身代みのしろ)としてたんまり与え、美女を海底に到着するのを今か今かと待っています。美女が到着する直前宮殿を悪の鮫軍団が襲います。鮫を追い払うため王子は恐ろしくも勇ましい姿になり、無事美女を迎えます。王子は美女を優しく迎え桃の露の酒でもてなします。
美女は自分がまとった美しい衣や装飾品に包まれた姿を戻って父親に見せたいと言い張ります。幼い頃から貧しく、さっきは海に沈められたためみんなは自分が死んだものと思っている。生きている姿を見せたと地上への未練をみせます。王子は美女は桃の露を飲んだためすでに人間ではない。地上の人間からは蛇にしか見えないと告げます。
実際地上に戻り散々な目にあって戻ってきた美女は、王子が父たちに自分が蛇に見えるように術をかけたとののしります。さすがに怒った王子は美女に刃を向けます。自分が切られようとするその刹那、王子はもとの美しい姿に戻ります。それを目の当たりにした美女は王子を受け入れ心通わせるのでした。

なんだかな~、ツッコミどころ満載で楽しかったです(^^)

まず美女を待ちわびる王子、登場からしてさっそうとマントをひるがえして登場。まるで戦闘ヒーローものビジュアル系悪役heart04。上の玉様とのツーショットのお姿ね。 玉座に座る姿は熊川哲也サマでした(^^;)  お言葉も優し~く甘い上から目線がよいわ~。

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美女、玉三郎。洋装もお美しゅうございました。
このストーリーって『美女と野獣』っぽいっていうか、王子が勇ましく恐ろしい姿から、麗しい姿に戻ったその途端、さんざんなじった王子に向かって「ああ、なんてお美しい・・・heart01」とその変わり身の早さはごりっぱでございます。まあ・・・そんなもんかもね(笑)。わかる気もします(爆)bomb

お気に入りは黒潮の騎士たち。海の潮のゆらぎをあらわしているんだけど、これが黒子ではなく黒と青のマントをまとった衣装で、その動きは14人以上たくさんに増えた、ゆっくりとしたEXAILでございました。

舞台美術と青い照明が美しかったです。

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