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炎の人

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2009年7月6日(土)18:30

新潟市芸術文化会館(りゅーとぴあ) 劇場 8列10番

天才と狂気の画家ゴッホの生涯。三好十郎作 栗山民也演出

長かった。wobbly  休憩15分をはさんで3時間半近く。
でもすんごい良かったsign03  ぐいぐい引き込まれました。
演出はマロンなのでそこはかと『ロマンス(井上ひさし作)』の香りもそこはかとした気がします。。。。(´~`)。゜○

久々、ストレートプレイでの市村正親ここにありsign03というくらいの出来でした。粘着質、狂気、自身のなさ、優しさ、正義感が渾然一体となったゴッホでした。絵についての議論に興奮してしゃべりっぱなしの暑苦しさ、終盤のゴーガンとの対決と言うに値する狂気の様はすごかったです。ラストのゴッホが病院に入ってから、亡くなるまではゴッホはただ座っているだけで、ゴッホの面倒をみていた心優しい郵便局員の語りで終わるのですが、病院の部屋と窓を現す三角形の空間と照明と十字架の影がとても美しかったです。

マロンは直線かつ幾何学的なセットがお好きなのでしょうか。東宝ミュージカル『MA』マリー・アントワネットの生涯を描いた時も鋭角なセットを使っていました。ただあの時はギロチンとか生々しくてトラウマとなり「栗山民也演出」というだけど、引いちゃうようになってしまいました。
\(;゚∇゚)/

他のキャストもよかったです!

ゴーガン益岡徹さん。ゴッホ性格ゆえ周囲は早々に離れてゆくけど彼の才能を認めつつ、ゴッホからの尊敬を受け止め、友人として接するも最終的には離れてゆく。常に背中を丸めたゴッホに対し自信に満ちて背筋が伸びて骨太っぽい対照的な好演でした。

ゴッホの恋人役を2役こなす荻野目慶子さん。どちらも娼婦なんだけど最初は父親のぜんぶ違う5人の子持ち女。もう一方は天真爛漫な酒場の女。荻野目さんて声としゃべり方が魅力的でした。

兄に愛情を惜しみなく注ぐ弟テオは、消臭プラグの殿・今井朋彦さん。この方私好きなんですよ~。

特筆したいのが銀粉蝶さん。この人やっぱりウマイ!!新感線のリチャード三世でも秀でてましたが、今回もやっぱりよかったです。3役こなされてましたが、画材屋のケチケチ奥さんが思い人物たちの中で楽しい存在でした。

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