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上海バンスキング

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2010年3月27日(土)18:30

1階 XC列 センターブロック通路側


16年ぶりの上海バンスキング

昔見たのですが、なぜか途中で気分が悪くなって最後まで見れませんでした。今回やっと全部見ることができました。

昭和11年、横浜のダンスホールの支配人の娘、正岡まどか(吉田日出子)はマドンナ的存在だった。夫波多野(串田和美)とパリに行く船の乗り換えで上海にやって来た。実はジャズバンドマンの波多野の目的は東洋のジャズのメッカ上海で生活することだった。
そのまままどかは上海で生活することになったが、波多野のジャズ仲間のバクマツ(笹野高史)、その恋人リリー(さつき里香)、ダンスホール「セントルイス」の経営者ラリー(真那胡敬二)らと魅力的な日々を過ごす。
しかし第二次世界大戦が始まり、彼らの生活・関係に暗い影がさしはじめる。

16年前のラストステージで小道具・衣裳をオークションしたそうですが、今回の再演にあたって現在もその品を持っていたら使いたいと演出の串田さんが呼びかけました。16年ぶりに帰ってきたものも使っているそうです。

終演後のロビーでの演奏とトーク

撮影禁止じゃなかったし、みんな写真撮りまくってたから載せちゃいます

Simg_2138

16年経っての再演。キャストも客席もみんな容貌も体型の変わっているのだけど劇場全体がまるで同窓会のようでした。
私の隣の席の女性が終止懐かしそうな笑顔を浮かべていたのがとても印象的でした。

はじけるようなジャズの楽しさ、明るさの1幕。「揚子江に浮か~ぶよ」の名台詞はこのお芝居だったんだと思い出しました。

2幕はうって変わって暗い展開になってしまいますが、吉田日出子さんのほんわかした雰囲気が救いです。『戦争のほうが夢だったらよかったのにね』の一言はとっても切ないです。
左翼青年広田役は小日向文世さんだったんですね。当時は全然認識してませんでした。私としたことが、今は大好きな役者さんなのに。2幕の出世した時の小日向さんのオーラと色気はスゴイです。

暗い結末を拭い去ってくれるのがロビーでの追い出し演奏。
上の写真です。これも当時の形式。役でなく串田さんのトークがちょっとあり、笑顔でコクーンを後にしました。

この自由劇場キャストで80年代に映画化されたようですが、残念ながらDVD化されてはいません。これを機に復刻してくれないかな。

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コメント

新聞でこの「超再演」の記事をみました。
ますますノスタルジックな味わいが加わってきっと違った意味合いで古き良き上海が醸し出されるんじゃないかと思います。
上海つながりで私にはとっても興味あるお芝居です。20世紀を代表するお芝居になるかも知れないと思っております。

投稿: 酔いどれ天使 | 2010年3月17日 (水) 12時31分

 こんばんわ。
 むかーーーしとっても見たかったのですが、見ることができなくて、(映画は見ました)、 この再演でやっと見ることができました。
 終演後、本当に見られてよかったと思い、あとになって「がっかりする可能性もあったんだな」と考え、これはやっぱり奇跡の再演だったんだろうなと思いました。

 追い出しの演奏は、階段のところから障害物越しに見ました。それでも十分楽しかったです。最後にちょっと酔わされる感じで。

投稿: まいが | 2010年3月25日 (木) 00時37分

>酔いどれ天使様
『上海バンスキング』はまぎれもなく演劇史に残る作品と思います。ノスタルジックな音楽も秀逸です。

>まいがさま
お互い今回見れてよかったですね。
16年の時を経て、変わってしまったキャストの容貌に観客ががっかりしないよう、舞台の端で若いそれぞれの自分たちが笑顔で見守っている演出がとってもよかったです。
でもがっかりなんてしませんでしたけどね。笹野さんがあのお年で軽やかに階段の手すりをくぐりぬけていたのには驚きました。
『再演してくれて本当にありがとう。』でした。

投稿: なまけ猫 | 2010年3月30日 (火) 11時55分

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