« 麦茶猫 | トップページ | ねこじゃらし »

荒川の佐吉

Photo

秀山祭九月大歌舞伎   

9月12日(日) 新橋演舞場 昼の部 

月宴紅葉繍(つきうたげもみじのいろどり)
沼津(ぬまづ)
荒川の佐吉(あらかわのさきち)
寿梅鉢萬歳(ことぶきうめばちまんざい)

仁左衛門さんの荒川の佐吉、もう号泣でした。(ノд・。)

もとは腕のいい大工で、やくざの世界に憧れ下っ端の佐吉。
仕えた親分は縄張り争いに敗れ、身を持ち崩しいかさま博打がばれて殺されてしまいます。
親分の商家に嫁いだ娘の子供卯之吉は盲目で、実家からも親分ら身内からも見放されます。子供大好きな佐吉が大工の弟分辰五郎の助けを借りて苦労して卯之吉を育てます。結局その後子供が生まれなかった親分の娘の家では卯之吉を返すよう、あの手この手で佐吉に横槍をいれてきます。

仁左衛門さん、孝太郎さん、千之助君親子三代の共演でした。

仁左衛門さんの卯之吉への慈しんだ表情はもう胸にジンとくるばかりでした。赤ん坊の卯之吉は人形だったんだけど、寝かしつけたりする動作が、本当に大切にていねいに優しいんです。千之助くんの卯之吉を心からいとおしそうに抱きしめる姿が、暖かくて、切なくて・・・
佐吉の人柄はやくざの三下でありながら、きっちり1本筋がとおっていて、そんな品格もただよう仁左衛門さんならではの佐吉でありました。
もう1度見たい!!

『沼津』は吉右衛門さんと歌六さんで、とってもよかったのですが、なにせ前日のダブルヘッダーの「疲れがとれなくて・・・(わかる人にはわかるエリザネタ)」つい、寝てしまいました。。。ああ。もったいなかった!

|

« 麦茶猫 | トップページ | ねこじゃらし »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/509670/49434985

この記事へのトラックバック一覧です: 荒川の佐吉:

« 麦茶猫 | トップページ | ねこじゃらし »